Azure初心者でも合格AZ-900試験体験記

昨年から自己評価用のお手軽資格試験として受験を予定しておりました「Microsoft　Azure　Fundamentals（AZ-900）」に合格しましたので下期の自己評価に味付けしたい量産型サラリーマンや、IT系会社にこれから就活する大学生、はたまた暇でしょうがない人向けに体験記をまとめました。

皆さんのお役に立てるとイイナ。

私のスペック

• お仕事：IT系ではあるが、ユーザーサポート対応がメインで構築や運用経験はなし。

• Azureの運用：まったくの未経験で用語についてもほぼ０。

• 勉強はそこまで得意ではないです。

IT系のお仕事はしていますが、おおよそAzureからは離れているところですので、知識としては、ほとんど０ベースのスタートです。

で、このスペックで受験し1000点満点中760点で合格しました。
結構低い点数なのですが、合格したらいいのですよ・・・・

試験範囲

Microsoftでは以下の範囲として記載があります。

• クラウドの概念について説明する (15-20%)

• Azure のコアサービスについて説明する (30-35%)

• セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信頼について説明する (25-30%)

• Azure の価格サービス レベル アグリーメントとライフサイクルについて説明する(20-25%)

受験した感触ですが、Microsoftで公開しているオンライン資料を参照し、唯一売っている参考資料を2，3周見るとおおよそ合格ラインぐらいの知識量になるかと思われます。

Microsoftのオンライン資料
docs.microsoft.com

唯一売っている参考書
タイトル：合格対策　Microsoft認定　AZ-900：Microsoft　Azure　Fundamentals　テキスト＆問題集
出版社：リックテレコム
著者：吉田　薫

合格対策 Microsoft認定 AZ-900：Microsoft Azure Fundamentalsテキスト＆問題集 [ 吉田 薫 ]

勉強方法

参考書
まず参考書ですが、アマゾンなどで検索しても日本語かつ、そのものずばりのテスト用というのがこれしかなかったので他にチョイスはできませんでした。（2020年8月現在）

参考書の寸評的な物を書かせてもらいますと簡単な言葉で説明してくれるので非常に理解しやすいです。
また、ページ数が少ないので心が折れません（ここ大事です）

勉強法
参考書にある巻末の模擬試験をやってみて、わからないところを参考書と、Microsoftのオンライン資料を確認し、また模擬試験とぐるぐるやってみて納得いったらいいかな？という形です。

勉強時間の目安
テスト勉強時間ですが、会社終わりなどにちょこちょこ勉強を行いまして、おおよそ2H／日で2か月ぐらいで80H。そこまで勉強していない感じですね。

受験してみて
一部「そんなこと書いてあったっけ？」という細かい部分の出題もありましたが、試験後にチェックすると確かにちらっと書いてあるが、割とスルーされているので印象に残らないような話が出ていました。（これ以上書いちゃうと試験の問題を書いちゃいそうなのでここまで）

なお、Microsoftでは無料で1か月間azureが触れる「体験用アカウント」を使い実際の操作画面を見ることもできるので、実運用をしていないのであれば一回こちらを使っておさらいしておくとより安心感があるかと思います。
ちなみに私はAZ-900以降のテスト用に温存する形で使いませんでした。ええ。もったいないオバケです。

受験するにあたってお得な情報

実はわたくし今回の受験がなんとタダでして、本来正規の受験費用は￥12,500（2020年8月現在）ですが、ちょいちょいMicrosoftのページなどで実施されているプログラムでAzure初心者向けのバーチャルトレーニングなるものがあり、そちらを受講して無料バウチャーチケットをもらいました。

なお、私が受講した「Microsoft Azure Virtual Training Days」では、WEBの生配信で、Microsoftの試験範囲の説明を2日間でおこない、2日間受講した人に対して、無料バウチャーチケットが後日付与されます。

※ちなみに毎日やっているわけではなさそうなのでちらちらMicrosoftのサイトを見るか、メルマガ登録するとよいです※

実際の受験について

受験の申請はMicrosoftのサイトから申し込みが可能です。（下にリンクがあります）
受験は自宅と、試験会場を選べるのでお好みにより選択となりますが、自宅受験の場合、かなり制限が入るらしく、机の上の写真やらなんやらとなるのでそのあたりのめんどくさいことが嫌いな人は試験会場で。と、なります。

私ももちろんめんどくさいことが苦手なので試験会場で受けましたが、試験会場では身分証明書が必ず必要になるのでお忘れなく。

コロナ真っただ中の2020年8月に受験しましたが、ガラガラと思っていたら割と受験者が多かったのにびっくりしました。
コロナに過敏な人は試験会場もそれなりに対策しているのですが、納得のいく装備で臨んでください。

受験は各個人毎の回答用PCを使って対応しますが、ホワイトボードを貸してくれるのでもしも忘れちゃいそうなことがあれば、すぐ様ホワイトボードに書いておけば安全です。（そんな人いるかは別として・・・）
ちなみに合格判定はすべての回答が終了した段階で画面に表示されるので気が弱い人は試験そのものよりも「終了ボタン」を押すのに時間がかかりそうです。

なお、受験時間は制限時間が60分で、実際の時間は若干迷ったところを見返しても20分ぐらいでできました。

受験するにあたりMicrosoftアカウントを作ったりなんだりといろいろありますが、実は参考書にこの申請方法も書いて当たりするのでこちらを参考に申請はできるかと思います。

受験の申請は以下のサイトから
docs.microsoft.com

最後に

最近改めてWEB上のAZ-900受験記などを見返しましたが、皆さん800点以上で合格などが多くあるので受験難易度としたらかなり低いと思われます。
さすがに全く勉強しないのはどうかと思いますが、私のように知識0でも受かるので気軽に受験してみてはいかがでしょうか？