ヒンコウホウセイ

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読書感想「アウトプット大全」読んでみた

ども、こんばんはモブです。
本日はシリーズ累計70万部突破したらしい「アウトプット大全」を読んだので忘れないうちに感想でも書こうかと。

購入動機

あんまりにも文章ベタなチームメンバーが多く、メールで報告が入ると、報告内容をこちらから再度聞かないと理解できない難文章を送られるという地獄絵図なので、「良い感じのヒント」を求めて買ってみました。

もちろん上にも書いてあるとおり70万部も売れているので姉妹紙?続編?の「インプット大全」も併せて買ってみました。

バーと、読んでみて

この本ですが、「インプットした内容をアウトプットする事で自分の成長を促すやり方」について書いてあり、自分の成長をする為にいかに情報のインプットを行い、アウトプットすることでインプットされたものをどのように自分のモノにするかを体系的に順序立てて、分かりやすい表現で書いてあります。

なるほど、勉強するにも単純に本だけ読んでいれば良いというわけではなく、アウトプットすることでその知識を定着することができるのか、という言われてみたらそのやり方で勉強しているほうが確かによかったような気がする。という気がするレベルを体系的に書いてくれています。

はい、ここでお気づきになったかと思いますが、当初の購入目的であった「文章の書き方のてにおはがぎっちり詰まっている本」ではなく、実は「勉強するならこのやり方をしたらうまい事成長できますぜ」という、自己啓発本でした。

そもそもこの本の表紙にはデカデカと、「学びを結果に変える」と思いっくそ書いておりました。(愕然)

気を取り直してこの本の本来の目的である「自身の成長としての助言」を探る形で読み直すと、うん、確かにこの本は70万部売れるわけだと納得の内容でした。

導入部分などがおそらく読み手を優しくリードしようという形でいろいろ書いてくれていると思うのですが、ここの部分がかなりダるくなかなか読み進めませんでしたが、後半は実際に「ほしい内容」が書いているのでサクサクと読み進むことができます。

本の書き方が小タイトルで説明し、それを細かく章立てになっている為、読み物というよりもどちらかというと、参考書的な読み方だと思って読んだほうが精神的に良さそうです。

この本のキモ

  • 勉強方法が理屈付きで解説されているので勉強を理詰めでどうやるか?と考えたい人は読み応えあります。
  • 人とのコミュニケーションも含めたアウトプット方法を網羅しており、主題として、どのように自分を表現すると良いのか?がわかります。
  • この本自体が成長を促す本ということもあり、実際の記載内容にもありますが、すこぶるポジティブな表現です。だからこの本を読むとめちゃくちゃ自己成長に対する意欲がわきに沸いてきます。

 
総じて「自己啓発」という点では申し分なく気分が上がるので、ビジネス本などを読んで仕事に対するモチベを上げたいなーと思う人にはとても良さそうです。(実際自分もすこぶるポジティブになりました)

まとめ(でもない)

当初の目的は完全に違うので、購入動機さえ間違えなければおすすめです。

おすすめ度:★★★★☆

  • 自己啓発としてはすこぶる良いが、出だしがどうにもダルくて読み出しが悪いので「-1」です。
  • 仕事でモチベーションが上がらない時に読むと元気になれる!
  • 仕事または受験勉強の方法論としてもかなり良いと思います。
  • 私は電子書籍よりも断然紙派なので本の見た目、帯、実際の書面がきれいにできているのでここに関しては★×5です。
  • 文書作成のヒントを求めているならば別の本を買え。

購入する人用のデータ

  • 著者:樺沢紫苑
  • 出版社:サンクチュアリ出版
  • ISBN:978-4-8014-0055-9
  • お値段:¥1,450+税

(どうせならリンクから買ってくれると非常にうれしいな・・・)