読書感想文『スモールリーダーシップ『協調型」リーダー』
気がつけば23年になっておりました。(しかももう1月も終わりかけ・・・)
みなさんいかがでしょうか?今年もよろしくお願いします。
見ているか見ていないかは別として今年も頑張ってくっだらない情報をお届けします。
さて、23年度第一弾としまして読書感想文です。
目次
- この本を選んだ理由
- ざっくり感想
- おすすめ度
1.この本を選んだ理由
22年はチーム体制がなかなかシャッフルされておりまして、私たちのチームもこのコロナ禍で人数の削減を余儀なくされて、良い言い方をすると、「若返りをした」と言えますが、人数削減でチーム財政も厳しく古参メンバーを離脱させて固定費の削減をしてさらに新人メンバーという状況になり、一部チームでは破綻寸前の状況となりました。
自分が5人いたら回るかもしれませんがそんなことはまず無理という事でやや無理矢理ですが強力社員さんにここは一つ頑張ってもらいましょうと言うことでこの本を購入。
PMの人ってこういう状況ありがちだと思うのですが、長年やればやるほど新しい人=未知との遭遇なので今若い人を取るともれなくZ世代に当たるのでほんと
『藁にもすがる想い』
で、この本を買いました。
2.ざっくり感想
予想はしていました。まぁこの手の本の宿命ですが、過去に発売されているこの手のリーダー本を全ていいとこ取りした再編集本と考えてください。
前にもちょっと書いた事がありましたが、ビジネス書って、おおよそ根源たる本が2、3個ありまして、それが1年や、2年後に今風の言葉にして新しく見えるような本になって帰ってくる。もしくは再編集されて帰ってくるという仕組みです。まさにこの本がそんな感じです。
ですのでチームビルディングに必要な押さえるところは全て押さえた形でPMになりたての新人くんに初めて渡すなら迷わずこれをおします。
そこそこ(あくまでもそこそこ)理屈がわかり、やることも見えるかと思います。そういう観点だと自分のチームのリーダー格に読ませるならば良書だなと。
ただ、これが長年PMしていて最近の人達を操る方法を模索していてこれを買う。
と、言うのはチョッとちがうかなと。「あーこれね」となってしまいます。
いや、振り返りになるので良いよ。忘れちゃうし、ともすると、ちょっと独裁に走っていたりするので自分を振り返るためには良いと思う。
ただし、この本の難点が1つありそれが1つなんだけども最大の欠点でして。
読んでいて面白くない。
シンプルだけど非常にこれが厄介。
確かにビジネス本は娯楽ではないのでおもしろさを求めちゃいけないのはわかるが、文章的に見ていて退屈になるというか、眠くなっちゃう感じです。
いや、情報としてはとてもまとまっているんだけどこの眠くなっちゃうと言うのはすなわち文章がいまいち面白くないと言うことになるわけでしてみなさんもこの手の本で飽きる要因の一つかなと思います。
因みにこの本全部で7章構成になっていますが、3章ぐらいまでが眠いです。
キッとこのあたりの章立てで書いていることが散々見た内容だったのかもしれません。
3.おすすめ度
古参のPMだったら
おすすめ度 ★☆☆☆☆
新人PMにおすすめ本ってありますか?と言われたならば
おすすめ度 ★★★★☆
詳しいこと知りたいとなった時にあまり詳しく書いていないところもあるので別の本でその辺りを補う必要がありまよ?となるのでここがマイナス。
けども新人にはいいかな?
古参のPMはこれ読むならば昔読んでよかったと思ったチームビルディング系の本を再度読み直した方が無駄にはならない。
ちょっとした復習の意味なら良いかも?