「論理的な伝え方」の感想文
この本ですが、会社で日常的にメンバーからの報告・連絡・相談メールがばんばん来るのですが、これがまた「読んだ後に、んで、これ、俺に何をしてほしいの?」と、結局電話してしまうような感じでして、この状況を打破するべく何かヒントを!と、思いちょっと買ってみました。
求めている内容
この本を買うにあたり、こんな期待。
- 論理的な文章をどう書くのか?
- 誰が、何を、どうするか?を端的に書けるようなアドバイス
この2点が克服できる内容であってほしいという願いで買ってみました。
結果としてはおおむねあっていたと思います!
もしも同じ悩みをお持ちの方はちょっと読んでみるのもよいとおもいます。
寸評
内容的には・・
- 基本的な考え方
- 伝え方に関するテクニック
- 論理的思考の伸ばし方
この3点をそれこそ論理的に書いてくれています。
「伝わらない人のあるある」がくっきりはっきり書いてあり、具体的に「読み手のことを考えた文章であるか?」ということろが原点であり、最大の問題点であるということを書いています。
ここの部分を端的に日本人的思考で書いている本がなっかなか見なかったのですが、この本では非常にわかりやすく書いています。
あと、声を大にして称賛できるところが、「日本人が日本人の感覚で日本語で書いている」ここです。
ビジネス書などでありがちなのが、海外の著名な人を翻訳したものとかがあったり、外資の社内的なやりかたやらなんやらってのがあふれていますが、すべてとは言わないけども日本人気質に合わないことも多い中で、この本の内容は日本人的にわかりやすい。
グローバル時代なんて昨今言われておりますが、いやいや、まだまだ日本の会社は日本ですよねー。
ちなみにこの本。読むとわかりますが、プレゼンなんかの考え方ととらえても非常に良いなと思います。
おすすめ度:★★★★☆
第四章の後半あたりでなんとなく飽きたので☆マイナス1